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ChatGPTの法人プラン料金とできること|Team・Enterpriseを徹底解説【2026年】

ChatGPTを法人導入する場合、無料版・Plusは機密情報の扱いに注意が必要です。
法人プランであるBusiness(旧Team)またはEnterpriseを選ぶことで、入力データがAI学習に使われないことがデフォルトで保証され、安心して業務に活用できます。
この記事では、各プランの料金・機能・導入判断の基準を2026年6月時点の情報をもとに解説します。

ポイント


この記事でわかること:①法人プランBusiness・Enterpriseの最新料金 ②無料版・Plusとのデータ学習ポリシーの違い ③中小企業がどのプランを選ぶべきかの判断基準

補足


料金・仕様は2026年6月時点の公式情報をもとにしています。最新情報は必ずOpenAI公式サイトでご確認ください。

なぜ無料版・Plusは法人業務に向かないのか

ChatGPTの無料版(Free)およびPlusプランは、デフォルト設定では入力したデータがOpenAIのモデル改善に利用される可能性があります。
設定画面から「モデル改善への利用」をオフにするオプトアウトは存在しますが、個人ユーザーが手動で設定する必要があり、組織全体への適用を管理する手段がありません

法人が懸念すべきリスクは以下のとおりです。

  • 顧客情報・契約書の内容が学習データに含まれる可能性
  • 社内の未公開情報や戦略が外部モデルの回答に反映されるリスク
  • 従業員が設定を知らずにオプトアウトしないまま使い続けるケース

法人の業務でChatGPTを使うなら、入力データが学習に使われないことを組織として保証できるプランを選ぶことが大前提です。

経済産業省「AI事業者ガイドライン Ver.1.1(2025年改訂)」でも、企業はAIツールの学習利用オプトアウトが実装済みのプランを選ぶことを推奨しています(公式ガイドラインでご確認ください)。

ChatGPT法人プランの全体像

OpenAIは現在、個人向けと法人向けで下表のプランを提供しています(2026年6月時点)。

プラン対象月額料金(税別)最低人数データ学習
Free(無料)個人無料1名デフォルトON(要手動OFFオプトアウト)
Plus個人約3,000円相当($20/月)1名デフォルトON(要手動オプトアウト)
Business(旧Team)中小企業向け法人年払い:約3,000円相当($20/月/人)月払い:約3,750円相当($25/月/人)2名からデフォルトで学習に使われない
Enterprise大企業向け法人個別見積もり(目安:$60/月/人前後)150名以上(目安)デフォルトで学習に使われない

補足


料金はUSD表記が基準です。円換算はレートにより変動します。Business(旧Team)の月払い料金は2026年4月改定後の情報に基づきます。最新料金はOpenAI公式の料金ページでご確認ください。

Businessプラン(旧Team)は2026年4月の改定で年払い$25→$20、月払い$30→$25へ値下げされ、中小企業でも導入しやすい水準になりました。

Businessプラン(旧Team)の料金と機能

料金

  • 年払い:$20/月/人(約3,000円相当)
  • 月払い:$25/月/人(約3,750円相当)
  • 最低2名から契約可能(上限目安は250名未満)

主な機能

[図解] ChatGPT Businessプランの主な機能
  • 最新AIモデルへのアクセス(GPT-5系の最新モデルに優先アクセス)
  • カスタムGPTの共有:チーム内でGPTsを共有してナレッジを横展開
  • 管理コンソール:メンバー管理・使用状況の一元把握
  • 拡張されたコンテキスト(長文処理):Plusより長い入力に対応
  • 共有ワークスペース:プロジェクト単位でメンバーと作業環境を分離
  • データ学習にデフォルトで使われない:管理者設定で組織全体に適用

ポイント


中小企業(10〜50名規模)でChatGPTを組織的に活用したいなら、Businessプランが現実的な選択肢です。コストパフォーマンスと安全性のバランスが優れています。

向いている組織

  • 社員がバラバラに個人プランを契約している状態を一本化したい
  • 議事録作成・資料ドラフト・メール文章などを日常業務に取り入れたい
  • 顧客情報や社内情報を扱うため、データ管理ポリシーを明確にしたい

Enterpriseプランの料金と機能

料金

  • 個別見積もり(目安:$60/月/人前後)
  • 年間契約・150名以上での導入が一般的
  • 正確な費用はOpenAI営業担当への問い合わせが必要

Businessとの主な違い

機能BusinessEnterprise
利用人数の目安2〜250名未満150名以上
SAML SSO(シングルサインオン)なしあり
SCIM(ID自動プロビジョニング)なしあり
カスタムロール・権限管理基本管理のみ高度な権限管理
専用サポート標準専任担当サポート
ドメイン認証なしあり
レガシーモデルの有効化管理者対応管理者が有効化可能
データ学習使われない(デフォルト)使われない(デフォルト)

ポイント


SAML SSO・SCIMは大企業のIT部門が必須とするセキュリティ要件です。250名を超える組織や上場企業・医療・金融機関はEnterpriseを検討してください。

向いている組織

  • 数百名規模でグループ全体に展開する
  • 情報セキュリティポリシーやコンプライアンス対応が厳格
  • ID管理を既存のMicrosoft Entra ID(旧Azure AD)やOktaと連携したい

無料版・Plusとの機能差まとめ

法人導入の判断に直結する差分を整理します。

比較ポイントFreePlusBusinessEnterprise
月額コスト無料約$20年払い$20/人要見積もり
最新モデルへのアクセス制限ありあり(利用制限あり)ありあり(優先)
カスタムGPT共有自分のみ自分のみチームで共有組織全体で共有
管理コンソールなしなしありあり(高度)
データ学習オプトアウト手動設定が必要手動設定が必要デフォルトOFFデフォルトOFF
SAML SSOなしなしなしあり

注意


無料版・Plusで「モデル改善への利用をオフ」に設定しても、その設定は個人アカウント単位です。チーム全員が正しく設定しているかを管理者が確認する手段がないため、組織全体での利用には不向きです。

中小企業が法人プランを導入すべきか?判断基準

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[図解] Businessプラン導入を推奨する判断基準

法人プランへの移行を検討すべきタイミングと判断基準を整理します。

以下のいずれかに当てはまれば、Businessプラン導入を推奨します。

  • [ ] 社員5名以上がChatGPTを業務で使っている
  • [ ] 顧客情報・契約内容・財務データなどをChatGPTに入力することがある
  • [ ] AIを使ったワークフローを組織標準化したい
  • [ ] 従業員ごとに個人プランを契約させており、コスト管理ができていない

Enterpriseが必要なケース:

  • 全社500名以上での展開
  • IT部門がSSOやSCIMによる一元管理を求めている
  • 金融・医療・製造など、情報セキュリティ基準が厳格な業界

補足


個人プランで機密情報を扱うことが禁止されているにも関わらず、実態として社員が無料版で業務を進めているケースは少なくありません。まずは現状の利用実態を把握することが導入検討の第一歩です。

ChatGPT以外に商用利用を前提に設計されたAIライティングツールも存在します。
用途によってはこれらの専用ツールが安全性・コスト面で優れる場合もあります。商用利用OK・入力が学習されないAIライティングツール比較も参考にしてください。

よくある質問

Q. ChatGPT Businessに変えれば、すべての会話が絶対に学習されないのですか?

A. OpenAIの公式ポリシーとして、BusinessおよびEnterpriseプランでは会話データはデフォルトでモデルトレーニングに使用されません。
ただし、プライバシーポリシーは改訂されることがあります。
最新の公式ポリシーを定期的に確認することを推奨します(公式:OpenAI Privacy Policy)。

Q. 無料版から法人プランへの切り替えは難しいですか?

A. Businessプランはchatgpt.comから管理者がアカウントを作成し、メンバーを招待する流れで導入できます。
既存の個人アカウントを統合する際は、メンバー各自がワークスペースに参加する形になります。

Q. 議事録作成やライティング以外にどんな業務に使えますか?

A. 社内マニュアルのQ&Aボット化(カスタムGPTs活用)、メール文章のドラフト、データ分析レポートの要約、採用面接評価シートの作成など幅広い用途に対応します。AI議事録ツールおすすめ比較も参考にしてください。

まとめ

ChatGPTの法人プランについて、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 無料版・Plusは入力データが学習に使われる可能性があるため、機密情報を扱う業務には不向き
  • Businessプラン(旧Team)は2名から導入可能で、月$20/人(年払い)。組織全体でデータ学習オプトアウトがデフォルト適用される
  • Enterpriseプランは150名以上・個別見積もり。SAML SSO・SCIMなど大企業向けガバナンス機能が充実
  • 中小企業なら、まずBusinessプランから始め、組織規模・セキュリティ要件に応じてEnterpriseを検討するのが現実的

法人でChatGPTを導入する際は、料金だけでなく「誰が何を入力してもデータが保護される仕組みになっているか」が最重要の確認ポイントです。


ChatGPTを含むAIツールの全体像を比較したい方は、中小企業のAI業務効率化ツールおすすめ比較もあわせてご覧ください。
文章生成に特化して選びたい方はAIライティングツール比較7選・法人向けが参考になります。

  • この記事を書いた人

ビズヒロ

「業務AIナビ」のナビゲーター。中小企業の現場で本当に使えるAI・業務効率化ツールを、料金・機能・データの安全性まで法人目線で徹底比較しています。「結局どれを選べばいい?」に最短で答えることを目標に、忙しい経営者・担当者のツール選びをわかりやすくサポートします。

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