クラウド会計・経費精算

freee・マネーフォワード・弥生を徹底比較|個人事業主・法人別おすすめ【2026年】

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クラウド会計ソフトを導入するなら、freee・マネーフォワードクラウド・弥生(弥生会計 Next / やよいの青色申告オンライン)の3択がほぼ全ての比較軸で上位に並ぶ。
この記事では料金・機能・操作感・サポートを軸に3社を徹底比較し、個人事業主と法人それぞれの最適解を示す。

ポイント


この記事でわかること:①3社の料金プランをひと目で比較できる表 ②個人事業主・法人それぞれに合うソフトの選び方 ③インボイス・電子帳簿保存法への対応状況

補足


料金は2026年6月時点の公式情報をもとに記載しています。プランや価格は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

3社のサービス概要

クラウド会計の3強それぞれの立ち位置を簡単に整理する。

freee会計は「会計知識ゼロでも使える」を標榜する直感操作重視のサービス。
法人・個人事業主どちらにも対応し、銀行連携から確定申告・法人税申告まで一気通貫で完結できる。

マネーフォワードクラウドは会計単体ではなく、給与・経費・請求・労務など複数サービスをまとめて契約できる「プラットフォーム型」が特徴。
規模が大きくなるほど真価を発揮する。

弥生は会計ソフト市場で長年シェアNo.1を誇る老舗。
法人向けは弥生会計 Next(旧:弥生会計オンライン)、個人事業主向けはやよいの青色申告オンラインとして展開している。
サポート体制の手厚さが強み。

freee・マネーフォワード・弥生の料金比較表(2026年最新)

税抜・税込を揃えた実額比較と、ユーザー数の無料枠や従量課金まで含めた総額の考え方は会計ソフトの費用相場|中小企業の月額料金と3社の実額比較【2026年】にまとめました。

補足


以下はすべて税抜・年払い換算の月額目安です。月払いはやや割高になります。詳細は各公式サイトをご確認ください。

個人事業主向け

比較項目freee会計マネーフォワードクラウドやよいの青色申告オンライン
最安プラン(年払い月換算)スターター:約980円〜パーソナルミニ:約900円セルフ:初年度0円(2年目〜約858円/月)
標準プラン(年払い月換算)スタンダード:約1,980円〜パーソナル:約1,280円ベーシック:初年度0円(2年目〜約1,438円/月)
消費税(インボイス)申告スタンダード以上パーソナル以上全プラン対応
電子帳簿保存法対応対応対応対応
電話サポートプレミアム以上プラン問わず(有料オプション)ベーシック以上(年10回)
無料トライアルあり(30日)あり(30日)あり(初年度0円キャンペーン)

法人向け

比較項目freee会計マネーフォワードクラウド弥生会計 Next
ひとり法人・最小プラン(年払い月換算)ひとり法人プラン:要公式確認ひとり法人プラン:約2,480円エントリー:約2,900円
小規模法人向けプラン(年払い月換算)スターター:約5,480円スモールビジネス:約4,480円ベーシック:約4,200円
中規模以上(年払い月換算)スタンダード:約8,980円ビジネス:約6,480円ベーシックプラス:要公式確認
複数サービス同時利用別途追加契約プランに含む(給与・経費等)別途追加契約
インボイス対応対応対応対応
電子帳簿保存法対応対応対応対応
電話サポートプラン・オプションによるプラン問わず対応エントリーはメールのみ/ベーシックプラス以上で電話対応

機能・使いやすさの比較

[図解] 3社の特徴まとめ

freeeの特徴:操作の簡単さと一気通貫性

freeeの最大の強みは「会計の専門知識がなくても使いやすいUI設計」
銀行口座・クレジットカードを連携すると取引が自動取得され、仕訳ルールを学習して自動仕分けの精度が上がる。

確定申告や法人税申告書の作成まで同一画面で完結できる点も評価が高い。
スタートアップや設立間もない法人にユーザーが多い。

一方、中・上位プランへの料金ジャンプが大きく、複数サービスを追加するたびコストが積み上がりやすい点は注意が必要だ。

詳細はfreeeのデメリットと向いていない会社の特徴を解説も参照してほしい。

マネーフォワードの特徴:プラットフォームとしての拡張性

マネーフォワードクラウドは会計ソフト単体というよりも「バックオフィス一元化プラットフォーム」として設計されている。
給与計算・経費精算・請求書・勤怠管理などをひとつのプランで利用できるため、規模が大きくなるほどトータルコストが下がりやすい。

操作感はfreeeよりやや会計寄りで、経理担当者が既存の知識を活かして使いやすい設計だ。

弥生の特徴:信頼のサポート体制と移行のしやすさ

弥生は「困ったときに人に聞ける」サポート体制を重視するユーザーに向いている。
長年デスクトップ版で使ってきた中小企業が、クラウドに移行する際の入口として選ばれることが多い。

弥生会計 Nextは法人向け新サービスとして登場し、会計・請求・経費業務をカバーする。
旧来の弥生会計オンラインは新規受付終了となっており、新規ユーザーはNextへの移行が前提となる。

弥生会計オンラインの詳細な評判・料金は弥生会計オンラインの評判・料金を徹底解説も参考にしてほしい。

AI自動仕訳・銀行連携・証憑まわりの比較

3社とも「銀行明細やレシートを取り込んで仕訳を自動作成する」という基本の流れは同じ。差が出るのは学習の効かせ方対応金融機関の幅である。

AI自動仕訳

サービス自動仕訳の考え方向いているケース
freee過去の入力履歴を学習し、使うほど提案精度が上がる設計長く使い続ける前提。簿記知識がない担当者が入力する
マネーフォワード同様にAI学習を持ち、大量の取引データでも精度を維持しやすい取引件数が多い・複数口座を管理している
弥生会計 Next「仕訳・記帳の自動化」で取り込んだ明細を仕訳候補に変換。デスクトップ版から続く仕訳ルールの考え方を踏襲すでに弥生シリーズを使っている・会計事務所と同じ操作感で揃えたい

銀行・クレジットカード連携

連携できる金融機関の数はマネーフォワードがやや優位で、地方銀行や信用金庫まで幅広くカバーしている。freee・弥生も主要なメガバンク・地銀・カード会社には対応しているため、実務上の差が出るのは「取引金融機関が多い会社」「地域金融機関をメインで使っている会社」に限られる。

自社の取引銀行が連携対象かどうかは、契約前に各社公式サイトの対応一覧で必ず確認しておきたい。

なお、連携に対応していても金融機関側のシステム変更で一時的に明細を取得できないことがある。月次の締め作業前は手動確認も併用しておくと安全である。

証憑・スマホでの入力

freeeはスマホアプリでの「レシート撮影 → 自動読み取り → 仕訳」の流れがスムーズで、外出先での経費入力に向いている。マネーフォワードもアプリの基本機能は充実しているが、複雑な仕訳はPC画面のほうが作業しやすい。弥生は弥生証憑 Next で証憑の保存・管理を行い、電子帳簿保存法の保存要件に沿った形で書類を残せる。

→ 経費精算そのものを効率化したい場合は「経費精算アプリ比較【中小企業向け】」もあわせて確認してほしい。

給与計算・勤怠との連携(シリーズで揃える場合)

会計だけでなく給与・勤怠まで自動化したい場合、同じシリーズで揃えるとデータ連携の手間がほぼ消える。3社とも自社製品を用意している。

会計ソフト給与勤怠・労務
freee会計freee人事労務freee人事労務(勤怠含む)
マネーフォワード クラウド会計マネーフォワード クラウド給与マネーフォワード クラウド勤怠・労務
弥生会計 Next弥生給与 Next弥生勤怠 Next

すでに他社の給与計算ソフトを使っている場合はCSV連携になるケースがあるため、導入前に連携方法を確認しておきたい。会計単体で比較して決めたあとに「給与も揃えたい」となると、シリーズを跨いだ運用で手作業が残りやすい。

インボイス・電子帳簿保存法への対応状況

3社いずれもインボイス制度(適格請求書等保存方式)・電子帳簿保存法に対応済みだ。
ただし注意点がある。

注意


freeeとマネーフォワードの個人向け最安プランはインボイス(消費税申告)に対応していない場合があります。課税事業者はプラン選択時に必ず確認してください。

インボイス対応の会計ソフト選びの詳細はインボイス対応会計ソフトのおすすめ比較もあわせて確認してほしい。

freeeがおすすめな会社・人

なお、2024年7月の料金改定を機にfreeeからの乗り換えを検討している方は、freeeから乗り換えるなら?値上げ後のおすすめ会計ソフトと移行手順【2026年】でマネーフォワード・弥生との比較と移行手順をまとめています。

  • 設立間もない法人・スタートアップ:会計知識なしでも使えるUIで立ち上げ期を乗り越えやすい
  • 確定申告・法人税申告を自社完結したい個人事業主:申告書の自動作成機能が充実している
  • とにかく操作をシンプルにしたい人:銀行連携後の自動仕分けの精度が高く、日々の入力負荷が少ない
  • スモールスタートで始めたい個人事業主:個人スタータープランは低コストで始められる(ただし消費税申告はスタンダード以上が必要)

インボイス(課税事業者)はスタンダード以上を選ぶこと

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マネーフォワードがおすすめな会社・人

  • 従業員5名以上の中小法人:給与・経費・勤怠をまとめて一元管理でき、プランコストを抑えやすい
  • 経理担当者がいる会社:簿記・会計知識があるスタッフが使うとUIが馴染みやすい
  • バックオフィス業務をひとつのツールで完結させたい:会計+給与+経費をプラットフォーム型で管理できる
  • ひとり法人でコストを抑えたい:ひとり法人専用プラン(年額換算月2,480円〜)でフル機能が利用できる

個人事業主向けの比較は個人事業主向けクラウド会計ソフトおすすめ比較も参照。

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弥生会計がおすすめな会社・人

  • これまでデスクトップ版弥生を使ってきた中小企業:操作体系が似ており、移行コストが低い
  • 税理士と顧問契約している法人:弥生は税理士事務所での普及率が高く、データ連携がスムーズ
  • 電話でのサポートを重視する個人事業主:ベーシックプラン以上で電話サポートを利用できる
  • コスト重視のひとり法人:弥生会計Nextのエントリープランは月換算約2,900円と比較的リーズナブル

ポイント


「サポートがあれば多少コストが上がっても構わない」という場合、弥生のベーシックプランは費用対効果が高い選択肢になる。

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まとめ:タイプ別おすすめ早見表

[図解] あなたのタイプ別おすすめソフト
あなたのタイプおすすめ
個人事業主・非課税事業者でコスト最小化マネーフォワード パーソナルミニ or 弥生セルフ(初年度無料)
個人事業主・課税事業者(インボイス対応必須)freee スタンダード or マネーフォワード パーソナル
設立間もない法人・会計知識なしfreee スターター
ひとり法人でバックオフィス一元化マネーフォワード ひとり法人プラン
従業員5名以上の中小法人マネーフォワード スモールビジネス or ビジネス
税理士と連携・サポート重視の法人弥生会計 Next ベーシック or ベーシックプラス

どのソフトも無料トライアルを提供しているため、まず実際に操作して使い勝手を確かめてから契約することを強く推奨する。

3社の料金・機能は定期的に改定されるため、最終的な判断は必ず各公式サイトで最新情報を確認してほしい。

よくある質問

他社の会計ソフトから乗り換えできる?

3社間の乗り換えはいずれも可能である。ただし仕訳データの完全移行は対応状況が異なり、一般的にはCSVでエクスポートしてインポートする方法をとる。仕訳件数が多いほど時間と手間がかかるため、決算期をまたがない期首のタイミングでの切り替えが推奨される。弥生は他社ソフトからの乗り換え支援を公式に用意している。

乗り換え時は必ず、元のソフトからデータをエクスポート・バックアップしてから作業を開始すること。

税理士との連携はどれが使いやすい?

3社ともアカウント共有・権限設定の機能を持ち、顧問税理士がオンラインで帳簿を確認・修正できる。違いは対応する税理士の数と相性にある。これから税理士を探すなら「freee認定アドバイザー」制度で対応税理士を検索できるfreeeが選びやすい。すでに顧問税理士がいる場合は、会計事務所での利用実績が長い弥生か、従来型の会計ソフトに操作感が近いマネーフォワードが無難である。現在の顧問税理士が使っているソフトに合わせるのが最もスムーズだ。

無料で試せる?

3社とも無料体験を用意している。弥生会計 Next は「無料体験プラン」(ベーシックプラス相当の機能・1事業者につき1回・最大2か月間)が使えるが、決算書の作成・出力は無料体験では利用できない。freee・マネーフォワードも無料トライアルがあるため、実際に自社の銀行口座を連携してから判断するのが確実である。

料金だけで選んでもいい?

会計ソフトは一度入れると乗り換えコストが高いため、料金だけで決めると後で苦しくなりやすい。導入後に不満が出やすいポイントは「freeeを中小企業が導入するデメリット」でも整理している。相場感を先に押さえたい場合は「会計ソフトの費用相場」も参考にしてほしい。

→ プランまで踏み込んで決めるなら「マネーフォワードのスモールビジネスとビジネスの違い」と「弥生会計 Nextへの移行手順」が参考になります。

  • この記事を書いた人

ビズヒロ

「業務AIナビ」のナビゲーター。中小企業の現場で本当に使えるAI・業務効率化ツールを、料金・機能・データの安全性まで法人目線で徹底比較しています。「結局どれを選べばいい?」に最短で答えることを目標に、忙しい経営者・担当者のツール選びをわかりやすくサポートします。

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